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弁慶番茶
弁慶番茶と聞いて、なぜそういう名前をつけたのか、興味を持たれる方が多いと思います。この名前は、ある伝説に因んで名付けられました。では、御説明しましょう。
弁慶イラスト 弁慶が何処で生まれたのか、御存知の方は少ないかと思います。

伝説によると、和歌山県(田辺)と島根県(出雲)にゆかりがあるようです。

出雲の伝説によると、和歌山から弁慶の母にあたる弁吉が、結婚の祈願をするために、出雲の国(島根県)にやって来て、出雲で弁慶を身ごもったと言われています。

幼少時代の弁慶は、大食漢の暴れん坊で、近隣の農家の食べ物を盗んでは暴れ廻るほどだったので、そのために島流しにあいました。その島は、島根県の中海にあり、弁慶島という名前は今も残されています。

その後、鰐淵寺で修業をしたそうですが、修業の際も大食漢だったため、鰐淵寺にあった修行僧の四十八戸の宿坊のみそ汁を食べて廻ったと言われており、次のようなわらべ歌が残っています。

 弁慶  ♪ 弁慶  ♪
  皿 持って来い ♪
   汁 吸わしょ ♪
 

(参考『出雲伝説 弁慶』  絵 小室 孝太郎 解説 酒井董美 発行 平田青年会議所青年部 より)

そんな鰐淵寺の麓で、弁慶番茶は栽培されているのです。ひょっとすると、弁慶が歩いたかもしれない土の上で、茶畑を耕し、作っているのです。

歴史のロマンを感じながら、お茶を飲むのも、一興ではないでしょうか。

※鰐淵寺は推古二年(五九四)に開山し、日本で最初に延暦寺の末寺となった古刹で、源義経・武蔵坊弁慶・北条時宗・毛利元就らが帰依した寺です。それにしても、出雲の国には、弁慶にまつわる伝説がたくさんあるのです。

詳しくは、コチラをクリック

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ところで、このHPは、健康食材の特集ですので、弁慶番茶が何故、取り上げたのかについても御説明しなければなりません。

では、ちょっと、趣向を変えて、可愛らしく、お茶っパくんたちからその訳を御説明してもらいましょう。

イラスト1
イラスト2
イラスト3
イラスト4
お茶っパくんたちが説明してくれたように、弁慶番茶は良く発酵した堆肥を使用しています。70℃以上の高温でよく発酵させた堆肥を用いているのですが、このような堆肥では、好熱性微生物という特殊な発酵微生物が活躍しています。これらの微生物の活躍でよく発酵した堆肥を用いた結果、次のようなことが判ってきました。
図1
図1に示したように、弁慶番茶では、まずビタミンAが豊富でした。お茶といえば、カテキンなどを直ぐに思い浮かべますが、抗酸化成分が多いと、お茶の品質も高くなります。

さらに、ビタミンCを調べても、大量に含まれていることがわかりました。
(図2参照)
図2 分析機関:京葉ガス技術部
実際、同様の作り方をしている静岡のお茶畑の葉もそうでしたが、刈り取った葉がなかなか黒くなりません。すなわち、カロチノイド(ビタミンA類)が豊富な葉になっているという証拠です。昔ながらのお茶を作っている人に聞いても、化学肥料で作ったお茶は全くもたないけれども、よい堆肥で作ったお茶は、全然持ちが違うといいます。

お茶選びについても、ただお茶というだけでなく、このように品質が維持されるお茶を選ぶべきでしょう。

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出雲伝説豆知識
歴史の源平合戦で勝利をおさめた義経が、出雲の国の日御碕神社に願文を奉納しに来たことがあるのだそうです。

その折りに、お供の弁慶は昔修行した鰐淵寺に立ち寄ったことが伝えられています。その鰐淵寺で弁慶は使いを頼まれ大山寺(伯耆の国)に出掛け、大山寺の僧から「一晩で持ち帰れたら、この鐘をやろう」と言われました。しかし、弁慶は本当に一晩で大山寺から鰐淵寺までの約一一〇キロメートルを釣鐘を担いで帰ったのだそうです。

このとき、弁慶は、釣り鐘をかつぐ棒の前に提灯をつけて釣り鐘を運んだそうです。

それ以後、釣り合わないという意味を、『提灯に釣り鐘』というようになったと言われています。

この釣り鐘は、今、鰐淵寺から島根県立博物館に移され、重要文化財として展示されています。

平田市で行われる「弁慶うぉーく」の一場面
弁慶が鳥取県大山寺の釣り鐘を、平田市の鰐淵寺まで一夜のうちに運んだという勇壮な伝説にちなみ、毎年5月4日、5日平田商工会議所青年部の主催で盛大に行われている。

そして、この伝説に因んで、平田市では5月4日〜5日にかけて、大山寺から
平田市を弁慶の姿をして歩く『弁慶うぉーく』や『弁慶まつり』が催されて
います。

※尚、弁慶の生誕に関する伝説は、出雲伝説以外に、和歌山県田辺市にあります。面白いことに、田辺市の系図では、弁慶の母が出雲大社の絶世の美女だったとされています。

参考文献『出雲伝説 弁慶』
絵:小室 孝太郎 解説: 酒井董美 
発行:島根県平田市商工会議所青年部 より

生産者 荒木 惣市
製造者 有限会社武永茶舗
連絡先 島根県出雲市今市町59-2
TEL 0853-21-1336
栽培責任者
荒木惣市さん
弁慶番茶は、 週刊ホテルレストランHOTERES
2005年7月22日号に掲載されました。
http://www.ohtapub.co.jp/hoteres/backnmb/2005/pages/20050722.html
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